丹田をうまく使うコツを理学療法士が誰にでもわかるように解説

ほいっ。

リハビリ・コンディショニングサロンわか☆いちの笠松です。

肩こり、腰痛、アトピーなど身体の調子はいかがでしょうか?

和歌山市でリハビリや整体をお探しなら当サロンにお任せ。

 


いつもご覧いただきありがとうございます。

先日の日曜日はスキンドライブの応用セミナーに参加させていただきました。

朝の10時に始まって、終わった時には夜の9時を回っていましたが、とても勉強になりましたし、楽しかったです。

 

治療家ではない一般の方もたくさん来られているので、皆さんも参加してみてはどうでしょうか?

スキンドライブを学んでおくのと学んでいないのでは人生が大きく変わると思いますよ。

 

ということで・・・

 

今回はお尻の穴の締め方というところにフォーカスしてみます。

これをどう健康やパフォーマンスに活かすかというと・・・

 

よく丹田をうまく使うコツでお尻の穴を締めるというのを聞いたことありませんか?

稽古事などをされている方は、よくお腹を意識してと言われたことはありませんか?

それが一般的に丹田といわれるものです。

 

丹田をうまく使えると様々なパフォーマンスが上がりやすい。

その丹田をうまく使うために、お尻の穴をギュッと締めるということが言われるんですね。

 

でも、実はお尻の穴をギュッと力みで締めてしまうとパフォーマンスは上がりません。

その瞬間は、力みとしての力を使えるかもしれませんが、長い目でみると意味がないどころか、結局固めているだけということになってしまいます。

痔になってもダメですしね。

 

高岡英夫氏が言うところの拘束丹田に繋がっていってしまうんですよね。

その状態は解剖学的にいうと、外肛門括約筋の収縮で無理やり、締めているような形です。

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肛門というのは、内側の内肛門括約筋、外側の外肛門括約筋という2種類の筋肉に分かれています。

 

内肛門括約筋というのは平滑筋であり、意識的にではなく自律神経の働きでお尻を締めています。

外肛門括約筋というのは横紋筋であり、自分たちが手足を動かすのと同じように意識的にお尻を締めることができます。

 

この2種類の筋肉が協調的に働くことにより便をコントロールしているんですね。

その筋肉をどのように使うか?というのが今回のポイントになります。

 

お尻をギュッと締める状態というのは、つまり外肛門括約筋の過剰収縮ということになります。

過剰収縮つまり、肛門のあたりが力んでいるということです。

身体の中に力みを作っていいパフォーマンスができるでしょうか?

 

最初は普段意識していなかった部分を使い始めるので、『おっ、これは』と思うようなことがあるかもしれません。

でも、力みを癖にしてしまうということは、偏った場所に負担をかけ続けることです。

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負担をかけ続けた場所は、他の場所よりも負担がかかりすぎることにより、壊れやすくなるだろうし、いい感じにはなりにくいということは何となく想像がつくのではないでしょうか?

そして、そのような不自然な動き力の入れ方をすることが正しい身体の使い方になるでしょうか?

 

自然に合わないようなことは基本的には間違っています。

今までの自分にない動きを取り入れることにより、一過性的に結果を出すことはあるかもしれませんが。

では正しいお尻の締め方とは、どのようなやり方になるのでしょうか?

そこでキーワードになるのは【自然体】です。

 

身体の中に過剰収縮がある状態で自然体が作れそうですか?

そんな不自然な状態では作れなさそうですよね?

 

動きとして肛門の収縮は見えにくい部分なので、わかりにくいかもしれませんけど、そのような力の入れ方をすると、全体の動きも固くなっちゃうので力みがバレてしまいます。

まあ、力みを力強さと捉えてしまって、良いことのように勘違いする方も多いんですけど。

 

自然体というのは、良い意味で身体がリラックスした状態です。

リラックスというのは、だらけているわけではありませんよ。

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リラックスしている状態というのは、自律神経のバランスも取れている状態になりますので、内肛門括約筋もいい感じに働いている状態になります。

 

そして意識して収縮を行う外肛門括約筋もギュッと収縮を入れるのではなく、こんな力でいいんかなってくらいの収縮を入れる状態ではないでしょうか?

 

そして、繰り返すことにより意識しなくても、自然に、必要に応じて、適切な収縮が入る状態にまで持っていけるといいですね。

その状態は、物足りないように感じるかもしれません。

でも、本当に添えるくらいの力です。

 

その力加減で、動きに結びつけていくことができると一般的な人からするとなんでっていうようなパフォーマンスに結びつけていくことが出来ます。

でも、それを習慣にするためには当たり前ですが根気が入ります。

 

ちょっと目先のやり方を変えられて、すごいと思わされるのはもう卒業しませんか?

どうせするのなら、目先のごまかしではなく、ちゃんとした積み重ねをしていくことに時間を使って、人生を楽しみませんか?
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ユー、来ちゃいなよ(笑)
507221
ちゃんちゃんm(__)m
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