お手入れの文化

いつもお世話になっております。

今週のブログを担当します、理学療法士の佐野です。

さて、日本には昔から世界に誇れる「掃除文化」がありました。

汚れたから掃除をするのではなく、汚れないように日々掃除をする。

それが日本人の暮らしの基本だったのです。

“ガンコな汚れもすぐ落ちる”ような化学洗剤がなかった時代、
人々は毎日、丁寧に掃除をして暮らしていました。

日本人は「掃除好き」だった――そんな単純な話ではありません。

そこには、場所も心も整えていく “手入れの文化” が根付いていました。

古代の日本人は、
土地で暮らすということは「土地神の怒りを受けないように」

日々、身の回りをお手入れしながら過ごすことだと理解していました。

だからこそ、家も畑も森も川も、大切に、丁寧に扱ってきたのです。

この考え方は、実はメンタルケアや予防医療と深くつながっています。

病気になってから医者に行くのではなく、
病気にならないように身体を整える。

心が壊れてからカウンセリングを受けるのではなく、
壊れないように心を手入れしておく。

どちらも“お手入れの文化”そのものですよね。

しかし今、私たちはその文化を
少しずつ手放してしまっているのかもしれません。

あなたは、自分の家や家族、身体や心を
雑に扱ってはいませんか?

「このくらい大丈夫」と、侮ってはいませんか?

SNSを通じて、昔の日本人の生き方を改めて学び、
そこに受け継がれてきた多くの知恵を感じました。

今回は、その一部をブログとして書かせていただきました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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