暑くなる前のかくれ脱水に注意

こんにちは。今回担当させていただく作業療法士の岡本です。

もうすぐ6月に入り、これから本格的に暑くなってきますね。暑くなると熱中症予防についてよく耳にするようになり、水分を意識的に取ると思うのですが、今の時期は「かくれ脱水」になることがあります。暑さがやってくる前から水分補給を意識することが大事になります。かくれ脱水について書きたいと思います。

かくれ脱水とは?

湿度の高い梅雨の時期には水分補給量が少なくなりやすく、自分が脱水傾向になっていることに気付かない人が多いといわれています。このような時期が、「かくれ脱水」に注意が必要です。かくれ脱水とは、脱水症の一歩手前で、身体に必要な体液(水分)が減っている状態をいいます。脱水症になりかけているにもかかわらず本人や周囲がそれに気付かないことが多いとされていますが、身体の小さなサインにも目を向けてかくれ脱水を予防しましょう。

かくれ脱水チェック

次のような症状が少しでも見られたら、かくれ脱水を疑ってみましょう。

✓爪を押した後、3秒以上たっても爪の色が白色からピンク色に戻らない

✓手の甲をつまんで離したとき、盛り上がった皮膚がすぐに元の状態に戻らない

✓舌の表面にひび割れがある

✓尿の色が濃い、排尿の回数がいつもより減っている

︎✓足のむくみがあり、靴下を脱いだ跡が10分以上残る(高齢者)

✓便秘になった、あるいは以前よりひどくなった

︎✓口の中がねばつく。

︎✓食べ物がパサつき、ツバが少なくてゴクンと飲み込めない。

○高齢者は特にかくれ脱水になりやすい

加齢による腎機能低下で尿を濃縮する能力が低下しています。また、体内で一番水分を蓄えている筋肉の量が減るため、水分保持機能も全体的に低下します。中枢神経の感覚がにぶくなることで口渇感を自覚しにくく、適切な量の飲水を行えないことも原因です。また、高血圧や糖尿病などの基礎疾患がある人も多く、様々な疾患の薬剤を服薬していることも多くあります。水分排出を増大させる利尿剤や下剤を服用している人は、特に注意が必要です。認知症や心の不調などがある場合、気温や室温など環境の変化に気づきにくく、自身の体調管理そのものが難しいため、自らの判断で適切な対応を取ることが困難です。体調不良を周りに訴えることができない場合、食事や飲水量が低下して、慢性的なかくれ脱水に陥るリスクが高くなります。

○かくれ脱水を予防するためのポイント

①こまめに水分補給を行う!

のどの渇きを感じたときには、すでに水分が不足している可能性があります。コップ1杯の水を、のどが渇いたと感じる前に1日6~8回、食事中や起床後、入浴前後、就寝前などに飲みましょう。

②水分補給に適した飲み物を飲む!

カフェインを多く含む飲み物には利尿作用があるため、体内の水分を尿として排泄しやすくなり、水分補給には適していません。水や麦茶で日常的に水分補給しましょう。

飲み物の温度は515℃が吸収に良いといわれています。外出時には水筒などを活用し、適温の飲み物を持ち歩きましょう。

③涼しく過ごせるように室内環境を整える!

室温は28℃、湿度は55~65%が理想的とされています。扇風機やエアコンで温度を調節するとともに、湿度も確認し、除湿器の利用や、加湿のために濡れタオルを干すなどして工夫しましょう。

最近の私は子供達とプラバンを作るのにハマっています!色鉛筆を使って作れるものもあると教えてもらい、それから雨の日など、お家遊びの日は活躍しています。油性マジックを使うより手軽に出来、色付けもしやすいので助かっています。

子供につられ私もポケモンブームで和歌山市内に出来たマンホールも見てきました!和歌山県内は高野山や白浜などの四か所にあるそうなのでいつか見に行きたいなーと思っています。写真は和歌山市役所前のマンホールです。

暑くなる前の「かくれ脱水」に気をつけて過ごしていきましょう。


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