秋バテ対策に運動を

こんにちは。今回担当させていただく作業療法士の岡本です。

今年の夏も暑かったですね。10月に入り日中はまだまだ暑い日が多いですが、朝晩は一気に涼しくなり過ごしやすい季節になってきました。夏は暑さから逃れるために屋内で遊べる場所を探して出掛けることが多かったので、涼しくなると子供と一緒公園も行きやすくなるので嬉しいです。

私の最近の出来事では先週娘の小学校の運動会がありました。その日は少し曇っていましたが日向はとても暑かったです。先生もこまめに水分補給や塩分タブレットを食べるように声かけしてくれていたけど、中には熱中症でしんどそうにしてる子も居てました。保育園在園中はコロナ禍だったので見にいけるのが親1人でクラス単位での運動参観だったので祖父母も参加できる運動会は初めてだったので不思議な感じでした。娘は「かけっこ練習で1番やったから一位取れるように頑張るね!」と張り切っており、結果宣言通り一位取っていたのでびっくりしました。踊りも年々上達しているので成長を感じます。次は息子の運動会も控えているので見るのが楽しみです。息子は泣かずに参加できることを目標に頑張ってもらいます!

「夏バテ」はよく聞くと思うのですが、「秋バテ」というのもあるのを知っていますか?私は季節の変わり目は調子が悪くなることは多いのですが、知らなかったです。夏の暑さがなくなりだんだん涼しくなってからも身体が怠い、元気が出ない、疲れがとれない、食欲がない…そのような体の不調は「秋バテ」と言うそうです。年齢に関係なく秋バテになる可能性はありますが、高齢者は特になりやすいと言われています。秋バテは自律神経の乱れにより起こります。自律神経の乱れは、疲れやすさや意欲の低下など体にさまざまな不調が出現します。

秋バテの症状は、夏バテによく似ており、高齢者の秋バテの症状として、以下のような症状がみられます。

○疲れやすさや倦怠感

〇肩こりや頭痛、めまい

〇不眠

〇意欲の低下

〇手足の冷えや浮腫み

〇便秘や下痢

他には思考力の低下や頭がぼんやりするなどの症状がみられることもあるため、高齢者では認知症の症状との判別も重要になるそうです。

秋バテの原因の一つに自律神経の乱れがあります。自律神経には体温調節機能があります。
屋内外で気温差がある、季節の変わり目で昼夜の気温差が激しい、台風や秋雨などによる低気圧の影響を受ける秋は、体温を調節する自律神経に負担がかかりやすい季節です。夏バテの疲労が戻らないまま、気温差や気候変化が激しい秋に突入してしまうと、体温調節機能がうまく働かなくなり、秋バテを引き起こします。高齢者は、暑さや寒さを感じにくくなり、体温調節をする機能が衰えるため、気づかないうちに自律神経のバランスが乱れていることがあります。さらに、高齢者が陥りがちな水分不足も、自律神経の乱れに関係します。

そこで、簡単に行えるグーパー体操を是非行ってみてください!

手足の運動は脳の活性化や自律神経を整えるのに良いと言われています。グーパー体操は名前のとおり、じゃんけんの「グー」と「パー」を使って、リズムよく交互に入れ替える体操です。考えながら手を動かすことで、脳に刺激を与えることができます。ちょっとした時間や、時間を決めて行ってください。

①開始姿勢は右手を前に突き出し、「パー」にします。左手は胸につけて「グー」にします。

②前に突き出す手を入れ替え、突き出した方の手を「パー」でそろえます。

③慣れてきたらだんだんとスピードを速くしてみましょう。


「秋バテかも」と感じたら、運動を取り入れて自律神経のバランスを回復させて、体調を整えて秋を快適に過ごしましょう。

まだ日中暑い日もありますので衣服の調整や引き続きこまめな水分補給も忘れないで下さいね。

写真は運動会でソーラン節を踊った時の衣装です。


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