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断食について(補足)
こんにちは、理学療法士の佐野です。
今2回目の断食に挑戦中で目標は7日間。このブログがアップされる頃には断食5日目が終了していると思います。
さて先日のブログで断食について書かせていただいたのですが、弊社のLINE@に登録されている方や訪問先の方から質問がありました。補足として今回ブログで書かせていただきます。
○初めての断食について
人間の体にはホメオタシスという機能があり、「生物の体内環境(内部環境)を一定に保とうとする性質」があります。そのため経験のないことをするとその反動で身体が大きな拒絶反応(体調不良など)を起こすことがあります。
断食を初めて挑戦される方や既往歴をお持ちの方は一日一食もしくは一日二食から始めるほうがいいと思います。継続して実施すれば、効果を感じられると思います。まずは断食を受け入れる体を作りましょう。
またただやるのではなく、やることの意義(概念)を理解した上で行うほうが効果を望めます。Youtubeで分かりやすく説明しているのがあったので、載せておきますね。
○塩について
断食中に口にする塩ですが、「自然塩」でお願いします。塩が、高血圧を招くリスクの高い食品だと思っている人が多くいますが、実はそれは間違いです。
高血圧を招くのは「食塩=精製塩」であって「塩」そのものではないです。
詳しくは延べないですが、「天日塩」「平釜塩」と記載されているものは昔ながらの製法の塩ですから、ミネラルを含む、身体にいい塩です。
○断食後の回復食について
回復期(回復食)の過ごし方は断食期よりも大切といわれており、特に気を付けなければいけないポイントです。断食中は空腹を感じることがなく継続できた場合も、断食が明けてからは、気持ちが焦り、急いで普段通りのお食事に戻してしまう人もいます。私自身、猛烈な食欲に負け、2日で回復食を終わらせてしまいました。真似をしないように!
しかし、胃腸がお休みをしていた後に突然普段のお食事をしてしまっては、当然不調になってしまったり、リバウンドしやすい状態になってしまい、結果、頑張ったファスティングが復食期の過ごし方によって、「失敗」に終わってしまいます。
せっかく正しく行い、クリーニングされた体内。雑にものをつめてしまうことがないよう、ゆっくり慎重に胃をならしていきましょう。
所説ありますが、回復期(回復食の期間)は少なくとも断食を行なったのと同じ日数から2倍の日数のようなので、3日断食を行った方は3日から6日間回復食と出来たらいいですね。
断食から明けたばかりの復食期1日目の朝は重湯がいいです。基本的に回復食のメインは、お粥と味噌汁でした。そして午後からは、お粥や具なしのお味噌汁をゆっくり頂きましょう。お粥も3分粥→5分粥→7分粥と段階的に胃を慣らしていきていきましょう。
回復期2日目からは、野菜や豆類、きのこ類なども加えたおかずとお粥を頂くとよいでしょう。また日頃からフレッシュジュースやスムージーを手作りしている人は、それらを復食期の食事や間食として摂りいれるのもよいでしょう。ただし、コンビニやスーパーで売っているものは甘味料などの添加物、糖分が多いので避けるようにしてください。
2日目からはおかずを頂けるとはいえ、ゆっくりよく噛んで、徐々に量を増やしていくようにしましょう。
回復食が終わったらようやく普段通りの食事です。ただし、普段通りとはいえ、今まで休めていた消化器官を突然酷使させるような食事の仕方は厳禁です。ここで一気に食べ過ぎてしまうと、腸閉塞など、何らかの健康トラブルを起こしてしまう可能性もゼロではありません。バランスのいい和食を心掛け、出来る限りゆっくり少量を良く噛んで頂くことを心掛けましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。断食についてですが、専門家の下で行うが一般的でありますので、十分に情報を取り、注意して行ってください。私の場合は、一日一食を数年間経験していたこと、断食経験者のアドバイスを受けながら実践しました。ダイエット目的で断食を行いたいという質問もありましたが、断食を利用してのダイエットはお勧めしません。理由としては食事を我慢したことによる食べ過ぎなどでダイエットの効果が出ず、逆に健康を害することのほうが多いと思われます。すぐに結果を出したい気持ちは分かりますが、継続できなければ結果には結び付きません。だから一日一食、もしくは一日二食から始めることをお勧めします。
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