熱中症
今回担当させていただく、作業療法士の岡本です。
梅雨にも入り、蒸し暑い日が増えてきましたね。今年の夏の気温は、広範囲で平年よりやや高く、全国的に暑い夏になるみたいです。
関西の他の地域で梅雨明けの発表もされ始めています。昨年と同様に暑い時期が平年よりも早く始まるそうです。
暑いが続くと、この時期に気をつけたいのが熱中症です。熱中症が発生する主な時期は6月から9月で、気温や湿度が上がると発症しやすくなるため、今は特に注意と対策が必要です。熱中症といえば炎天下の屋外で発症していると思われやすいですが、実は最も多いのは室内と言われています。それは外気温が高くなると室温も想像している以上に上昇していることに気づかれにくいからです。どの年代でも注意が必要ですが、高齢者の熱中症はとても多く、熱中症患者の約半数が高齢者(65歳以上)となっています。
主に高齢者の身体的な特徴が大きく関係しています。
○身体的特徴
・暑さや喉の渇きを感じにくい(感覚機能の低下)
・汗をかきにくく、熱が身体に溜まりやすい(身体の調整機能の低下)
・高齢者は体内の水分量が少なく不足しがちである。
熱中症によって体温が上昇し、脱水状態になるとめまいや立ちくらみ、筋肉痛などが現れ、さらに症状が進むと頭痛や吐き気、判断力の低下などが起こります。重度になると意識障害やけいれんが起こり、命にも関わってきます。
高齢者は熱中症になりやすく急変もしやすいため、とくに予防に努め、初期症状を見逃さないことが大切です。
○自宅での熱中症対策の基本
熱中症の発症が多くなるのは、6〜9月の中でも外気温が28℃以上の日、午後12時から15時の間です。自宅にいても安心せずに、こまめな水分補給、エアコンなどでの室温調節、通風の確保など、しっかりと暑さ対策をとりましょう。
○熱中症対策チェックリスト
・部屋の温度は28℃以上にならないように
・エアコンや扇風機を上手に使う
・涼しい服装を心がける
・部屋の風通しをよくする
・こまめな水分補給
歩行が不安定な高齢者の中には、水分を摂るとトイレが近くなることから、水分補給を我慢してしまう人がいます。身体に必要な水分の補給を我慢すると、熱中症のリスクが高まって非常に危険です。ただでさえ、高齢者はのどの渇きを感じにくいため、意識的に水分を摂る必要があります。
今年は猛暑で期間が長くなりそうですが、しっかり熱中症対策もしながら暑い夏を乗り切りましょう!!
写真は六月末に4歳の誕生日を迎える息子のケーキの写真です。
近所のお誕生日の近い友達と合同のケーキにしたので見た目がいつもより豪華になりました☆
希望していたキャラクターを少し間違えており当日に急遽手作りの分も追加したのでキャラクターの大渋滞です笑
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