背骨の動きを良くすると若返る

こんにちは、脳梗塞リハビリ、自費訪問リハビリの佐野です。

今日のテーマは背骨です。
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背中の真ん中に縦に連なっている骨というのはみなさん想像がつくと思います。

首からお尻まで小さい骨が全部で24個あります。

この一つ一つが連なっている間が、全て関節になっており、「曲げる」「伸ばす」「捻る」の動きを可能にしています。

背骨は身体の中心に通っている、いわば木の幹の部分です。そこに枝葉(手足)がついています。

枝葉というのは頭や手足もそうですが、体幹部分の筋肉や靭帯も、ほとんどは背骨についています。

そして筋肉が伸びたり縮んだりするには、筋肉のつく骨が近づいたり離れたりする必要があります。

背骨には体幹部分の身体を支えるために必要な筋肉が、小さいものから大きいものまでたくさん付着しています。

つまり、「背骨が柔らかくないと、うまく体幹の筋肉が使えない」ということになります。

他にも背骨の中には、全身に命令を伝えるための大切な神経『脊髄』が通っています。その横に、全身に栄養を送る血管もあります。

さらに、身体の中のいろいろな調節を果たす自律神経も集まっており、呼吸、眠りの深さ、食べた物の消化吸収、排泄機能など生きるために必要なことをコントロールしています。

年齢と柔軟性の関係って?

筋肉が柔らかい物はなんとなく身体にいいイメージがあると思いますが、実は骨も神経も血管も、柔らかい方が十分に機能を発揮してくれます。

柔らかければいい?って不思議だと思いますが、

若い枝は「たわみがあって弾力もある」のに対して、枯れ枝は「水分がなくてぽきっと折れる」イメージなら持ちやすいと思います。

これは人間の身体にも言えることです。

小さい頃は、無茶な転び方をしてもかすり傷で済んだのに、いつから怪我をすると治りにくくなって、中年くらいになるとちょっとしたことで骨折などの大怪我につながってしまうことがあります。

子供は怪我をせずにいろんなことにチャレンジして成長できるように、体が柔らかくできています。

そして大人になるにつれて、骨は強く・太くなり成熟していき、20歳くらいまでは体を支える準備をしていきます。

しかし、20歳くらいからちょうど私たちは運動習慣が減りやすくなりませんか?

そのうち身体が硬くなり、老化の道をたどり始めるのです。

根本的に身体を支えているのは背骨であり、そこについている筋肉や靭帯なのです。

逆に言えば背骨が柔らかくなれば必然的に身体は柔らかくなり、筋肉も十分に伸び縮みしやすくなります。そうすることで体幹部分がしっかりと働きやすくなります。

木の幹がドシッと安定して構えてくれれば、枝葉は頑張らなくても風に揺られていれば良いのです。

さらに背骨が柔らかいということは、そこから働きたいときに最小限の力で動けます。

しなやかな背骨を手に入れると、

・全身への栄養血管が働き、疲労回復にも繋がります。

・全身への栄養血管がよく働き、疲労回復にも繋がります。

・体幹がしっかりし、基礎代謝が上がれば、体重減少も夢ではありません。

・大きな筋肉を使わなくても最小限の力で済むようになれば、手足は細くてもしっかり力が発揮でき、見た目の姿勢は美しくなります。

・自律神経が整えば、眠りも深くなり、食欲も湧き、気持ちは安定していきます。

外側からも内側からも綺麗になり、若さを取り戻すことができるのです。

背骨のしなやかさが、身体と心の若さに繋がります。

私はこのようなことを学んでいったことで、ヘルニアを克服しました。

気になる方がいましたら、お近くのリハビリスタッフに聞いてみてください。

 

 


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