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呼吸を見つめ直してみませんか?
こんにちは!
デイサービスリハいち管理者の山田です!
今回は呼吸について書いてみようと思います。
呼吸は安静時には主に横隔膜が機能して酸素の循環をしています。
この横隔膜は息を吸うと収縮し下の方に下がり、胸郭は開きます。
その時お腹は360度全方向に膨らみます。
参照:新しい呼吸の教科書
息を吐くと横隔膜は弛緩し上に上がります。その時胸郭は閉じ、下方に下がります。
参照:新しい呼吸の教科書
この上下の運動で腹圧が変動し、その圧を利用して呼吸を行っています。
この圧は呼吸だけでなく、身体を安定させたり、内臓の循環を良くし、内臓機能を高めるなどの機能も担っています。
なので上手く呼吸が出来ていないと、身体を上手く安定させられず、無駄な所に力が入り、運動機能を低下させたり、
内臓機能が低下し、便秘、冷え性、自己治癒力・免疫力の低下などに繋がる恐れがあります。
最近疲れやすい、呼吸が辛い、動きづらいなどの症状がある方は、呼吸機能が低下している可能性があります。
それでは、自分の呼吸の状態を確認してみましょう(^_^)
①仰向けで寝て膝を曲げる。
②お腹の両横に手を当てる。
③息を吸った時にお腹がどう動いているかチェックする。
どうですか?
このチェックは横隔膜が機能し、腹圧が360度方向にかかっているかを確認しました。
腹圧が360度方向にかかることで背骨が安定します。
参照:勝者の呼吸法
お腹が横に向けても膨らむ場合はうまく呼吸できている可能性が高いです。
お腹がへこんだり、横に向けて膨らまない場合は呼吸が乱れている可能性があります。
又前にしか膨らまない場合は腹筋が弱くなっている可能性が高いです。
それでは呼吸機能を改善する簡単なエクササイズを一つ紹介します。
①リラックスして仰向けで寝る。頭から仙骨まで床につける。
②膝を立てる。この時腰が反らない様に注意。チェック方法は腰に手が入るかどうか。入る場合はその手を押しつぶすようにする。
③鼻から息を5秒吸って、口から5秒吐いて、5秒止める。吸った時にお腹が前後左右に広がることを確認する。
以上3セット程度行ってください。
お腹が動かない人は息を長めに吐くことで、お腹が動きやすくなります。
5秒が慣れてきたら、それぞれ10秒程度行えるようになるまで練習しましょう。
※体調が悪い時は中止してください。
呼吸機能の低下の徴候がある方は、是非このエクササイズを継続してみてください(^_^)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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