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新規事業のお知らせ
みなさま、こんにちは。株式会社Axis Supportの佐野です。
以前はデイサービスの管理者をさせていただいていたのですが、5月から訪問看護部門、自費部門への異動となっております。
その中の自費部門で、私が新規事業
脳梗塞・人工関節手術後の後遺症専門リハビリ わかいち
を立ち上げることとなりました。
その内容ですが
「脳梗塞や人工関節の手術後の後遺症を対象としたリハビリ施設」です。
現在の日本では脳梗塞を発症する患者が年々増え続けています。
その一方で、現在の日本のリハビリサービスは3つの課題があるとされています。
課題1:徹底して行うリハビリサービスが圧倒的に不足している。
脳梗塞や人工関節の患者様のほとんどは入院期間の制限(脳血管障害:150日)があります。
入院中のリハビリには基本的な生活を送るために、最低限の機能回復を目指したリハビリが目標となります。
つまり普通の生活に戻るとか職場復帰するためのリハビリではないのです。
また退院後は主に介護保険を利用してのリハビリになるのですが、時間的・回数的に制限があるため
「これ以上悪化させない」という維持が主な目標となっている施設がほとんどです。
つまり保険を利用したサービスでは「患者自身が求める目標」に応えるサービスの提供が難しいのです。
課題2:徹底したリハビリを続けられるサービスの存在があまり知られていない。
退院後自宅に戻っても、後遺症に悩みつつも、回復できる可能性に気づかぬままに生活を送られている方々が非常に多いのではないでしょうか?
「歩けなくなるのは仕方がない」「もう歳だから」という意識が強く、可能性かを追求していくリハビリサービスの存在を知らないまま生活を続けられている方が非常に多いようです。
先月、お亡くなりになられた西城秀樹さんが生前リハビリを行っていた施設(脳梗塞リハビリセンター)が東京にあります。
実際に施設の見学に行ったのですが、都市部を中心に少しずつ増えてきています。(今年の2月には豊田通商グループも自費リハビリに参入)
保険を適用できないため自費でのリハビリとなりますが、時間・回数共に制限がなく利用できるのが特徴です。
まだ世間一般で認知されているわけではないのですが、今後増えていくのは、ほぼ間違いないような状態です。
課題3:医療、介護保険などの既存の制度は、必ずしもニーズに応えきれていない。
保険適用で提供できるサービス内容は、健康保険法や介護保険法で決められています。
脳梗塞や人工関節に対する効果的なアプローチは日々研究がすすめられ新しい手法が生み出されているのにも関わらず、必ずしも先進的な手法がリハビリサービスの現場では提供できていないのが現状です。
後遺症の程度は人によってさまざまであり、必ず後遺症が改善するとは一概に言えません。しかし、改善の可能性が十分に追及されず、後遺症からの回復をあきらめざるを得ない状況はあってはならないことだと考えます。
実際に事業が始まっているわけではないのですが、少しずつですがブログなどを通じて施設の内容等を発信していければと思います。
興味がある方は佐野までお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
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