訪問看護師としてのやりがい

こんにちは!(^^)! 和歌山市にある訪問看護ステーションリハいち 看護師の谷村です(#^^#)

みなさん、お久しぶりです☆11月に入り、寒いと感じる時間が長くなってきた今日この頃。マイコプラズマ肺炎が流行しているような噂も聞きますので、うがいや手洗いなど、体調管理には気を付けてくださいね!

ところで、今日は当ステーションが開設し、私が訪問してきた中で感じる訪問看護師としてのやりがいについて書きたいと思います。

今、医療業界は慢性的な人手不足の状態が続いています。その中でも特に看護師不足が深刻なのが、「訪問看護」の分野。

病院の看護師と違うのは、看護をする目的と、看護をする場所!
病院看護師は“患者さんの病気の治療をサポートして退院してもらうこと”。
それに対して、訪問看護師は、“利用者さんの生活をサポートすること”です。

私は今までは、病院の看護師として働いてきました。しかし、病院から退院していく患者さんを見送っていく中で、本当に家に帰って安心して暮らせるのだろうか・・・と不安になる自分があり、訪問看護師として在宅で患者さんに寄り添いたいと思う様になり、今に至っています。
看護をする場所は違うけれど、医師の指示のもとで行う医療行為は変わりません。

開設してから今まで携わらせていただいた利用者様からいろいろなことを学びました。在宅での生活に終わりはないので、利用者様や家族様とは長い付き合いになります。
一緒に過ごす時間が多くなるターミナル期の利用者様の家族とも親しくなり、みんなで一緒に悩んだり・笑ったり・泣いたりしてきました。

こんな風にしてほしかった、こんなことに気づいてくれて嬉しかったと叱咤激励してくれる利用者様や家族もいました。

一番訪問看護師としてのやりがいを感じるのは、初め心を閉ざしていた利用者様やその家族が笑ってくれた時。そして徐々に口数が増え、笑顔が増えていくと、本当に嬉しく思います。

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これからも「利用者様」を知り、最後の瞬間までその人らしく生きれるように、看護していきたいと思っています。

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