60分2980円!!

今週のブログは山田が担当します^ ^
最近は60分もみほぐしのお店が至る所で見られるようになりましたね(^ ^)
みなさんは行かれたことはありますか?
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僕はそういった店舗で働いていた時期があります。
そこでよく感じたのは、常連のお客様の体の状態が凄く悪いことです。

筋肉がパンパンになっていて、特に表面がガチガチに固くなってしまっているんです。
何故常連でいらしているお客様が、そんな状態になっているのか?

原因の一つは、過刺激なマッサージだと考えています。
もみほぐしのお店で働いている方は、ご存知かと思いますが、
お客様の要望第一位は、「強く揉んで欲しい!」なんですよね^ ^

その要望に応えて
セラピストは力いっぱい揉みほぐします( ͡° ͜ʖ ͡°)
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この時の刺激の入れ方によって、相手を固めてしまうか、ほぐせるが変わってくるのです。
むやみやたらに力いっぱい刺激を入れると、相手を壊してしまうんですよね。

例えば手を繋ぐ時にグッと握られるのと、
そっと優しく握られるのとは、どっちが心地よいですか?

多くの方は、そっと握られる方が、心地よく感じられると思います。

グッとこられると
人間は反射的に力が入ってしまいます。

もみほぐしの時も
セラピストがグッと力を入れてほぐそうとすると、
お客様も無意識にグッと筋肉を収縮させて身構えてしまいます。

そうするとセラピストの刺激とお客様の力みが喧嘩し、
組織が壊れ、筋肉がより固くなってしまうことがあります。

力むということは、感覚が鈍ります。

お客様のマッサージを受けている感覚、
そしてセラピストの手の感覚が鈍るので、適切に刺激が入っているかどうか
といった判断も出来なくなってしまいます。

適切に判断できないので、とりあえず判断できる強い刺激を求めてしまい、
力みと力みが喧嘩し、どんどん筋肉が硬くなり、
症状を改善させるどころか、悪化させてしまうことがあります。
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お互いが身体をよくしようと、頑張れば、頑張るほど
身体が悪くなっていくという悪循環が起こってしまいます。

ではどうすればいいか?

優しい手のまま刺激を入れる。
この刺激の入れ方が出来ると、表層での喧嘩が起こらないので、
相手を傷めずに、もみほぐすことができます。
無理な力を使わないので、セラピストの身体の負担も少ないのです。

もみほぐしの研修では、もみほぐしの手順と、力一杯押すことしか教えてくれません。
なので多くのセラピストは、刺激のかけ方で相手を悪くしてしまっている事に気付いていないんですね。
一番大事なのは刺激のかけ方です!

優しい手の刺激を体感したい方は、
ぜひ、わかいちの整体を受けてみてください^ ^

最後までお読みいただき、ありがとうございました。