認知症の母

こんにちわ。
今回ブログ担当の訪問看護ステーション リハいちの和中です。
梅雨の時期は何かと天候に左右され、なんとなく体の不調を感じる方が多い季節です。
早く梅雨明け宣言が聞きたいものですよね。
今回は私のある日常の話です。
和歌山市の実家には両親と妹の3人で暮らしています。今まで何事もなく、結婚して家を出た私の家族が遊びに行くとまるで台風がやってきたみたいだと言われたものです。
最近実家の母が認知症だと診断されて内服治療が始まりました。
数時間前の短期記憶がなくなり、今まで出来ていたことができないと家族に責められ感情の起伏が激しくなってきました。出来ないことを認識するとパニックを起こし連絡をもらい駆け付ける日々が続いています。
看護師や介護職の方はご存知の事ですが、不安になるような行動を避けて、介護を拒否されたり、暴言を吐かれたりしても頭ごなしに叱ったりせず相手を否定する言動は避けましょうと言われます。看護師である私自身も日々気を付けていることの一つではあるのですが、家族の一員としての私は、先日も母の行動に対しイライラして怒ってしまいました。後で反省をするのですが、母を目の前にすると娘の自分に戻ってしまうんです。家族の介護・看護をしながら仕事・育児をされている方と多く接しているのに、まだまだ未熟な自分に感情のコントロールが出来ていないと思う日があります。
でも、そんな自分だから利用者様のご家族の気持ちもわかるところがあるのではないかとも捉えています。
まだまだこれからいろんな問題に直面すると思うのですが、自分の経験を訪問看護ステーションでの仕事に活かしていけたらいいなと思っています。
よろしくお願い致します。

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