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タッチング
こんにちは~(^_^)
今回ブログ担当の、訪問看護ステーション リハいちの看護師の谷村です。
去年の8月に開設してから、もうすぐ1年を迎えようとしています。
早いですね~
開設してからは、とてもたくさんの人との関わりをもつことができ、毎日が本当に充実しています。
ところで皆さんは、「タッチング」という言葉を知っていますか?
タッチングは、患者さんに対する安心感を提供する目的で行なわれる言葉を介さないコミュニケーションの一つです。
当訪問看護ステーションが大切にしている「触れる」という行為は、皮膚の感覚を通じて大脳を刺激し、オキシトシンやエンドルフィンが放出され、さらに、マッサージは『幸せホルモン』と言われるセロトニンを増加させることが昨今の研究によって解明されつつあるそうですよ。
アメリカの接触研究機関が、タッチングが痛みを軽減させることから、マッサージがパーキンソン病の振戦(体の震え)を減らすという研究を発表しています。
すごいですよね~!!
疾病ごとにその効果は様々ですが、認知症の患者さんは言葉でのコミュニケーションが難しい場合も多いため、手を握ったり、顔に触れたりすることがコミュニケーションとなり、それが安心感・信頼感につながることも多くあります。
タッチングは、患者さん・利用者さんと看護師との間に揺るぎない信頼関係が築きあげられた上で成立するものなので、当ステーションももうすぐ開設1年という節目を迎えるにあたって、信頼関係を築く努力を惜しまず、日頃から今まで以上に利用者さんの様子に目を配り、「手当て」という概念を再確認し、看護していきたいと思っています。