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新年の挨拶として。
約一年振りのブログ更新になります。
今年からブログはアメブロから移行させて頂きます。
過去のブログはこちら↓
新年ということで、今、自分が感じてきたことや考え方の変化を書いてみたいと思います。
今回は、笑いもなく長いのでお時間のある方は読んでみて下さい。
最近、ありがたいことにすごく質の良い情報に触れさせて頂いております。
その中で感じてきたこと。
過去に自分はリハビリ職種として勉強してきている中で、一番最初はどの手技が一番治せるのかというものを探し始めました。
その中で理学療法という枠から外れ、トリガーポイント、カイロプラクティックをはじめ様々な手技療法を習いに行きました。
最初は一年くらい休みなくセミナーに通い続ければ、ある程度どれが良いのかわかり、技術を身につけ、後は、惰性でもそれなりの暮らしができるというような考えでした。
何百万というお金も使い、見えてきたものは手技ではなく、身体作りが土台になるということでした。
身体作りというのは肉体だけではなく考え方も含みます。
その中で自分がもともと継続していた合気道を活かしていこうと考え始めました。
治療の手技というものは一番がどれ?というものではなく、相性もあるし、ジャンケンのようなもの。
結局使う人により変わってくる。
だから、手技は好きなものを選べばいい。
その中で土台ができていれば、後はそれを突き詰めていけば自分の範囲で治せるようになってくる。
その先には手技はいらないというような世界。
武道で言えば、歩けば技になるというような世界。
その場にいるだけでいいというような世界。
どのような道を選んでも行き着く先は一つやというような世界。
治療業界を選ばなくても、どのような仕事をしていたとしても、ちゃんとやり続け、進めば見えてくるような世界。
世界は知れば知るほど広がっていきます。
誰もが悟りというようなゴールには辿り着けないかもしれない。
でも、どの地点にいても、自分なりに正しいと思うことをやり続けていればいいのでは。
どこまで進んでるから、偉いというものでもない。
しっかり歩んでいたとしても、途中で不運により途切れてしまう人生もある。
だけど、だからその人がダメなわけじゃない。
一人一人が恥ずかしくない生き方をするということ。
それでいいんちゃうかなという思いに。
昔に悟りを開いたという人がいました。
でも、現在においても戦争は無くならないし、矛盾もなくならない。
正しい情報がわかっても、正しい世の中にはならないということ。
それはなぜか?
やはり伝えるということが難しい。
ほとんどの人が自分の思い込みの世界で生きている。
だから、正しい情報でも自分の都合のいい情報に書き換えてしまう。
そのことによって病気になっている人や悩んでいる人が多い。
そしてその原因は自分ではなく、他人や環境など外部にあると思い込み、答えを探し始める。
答えは自分の中にあるのに、目新しい情報や自分にとって都合のいい情報に振り回されてしまう。
だから、一生答えはみつからず、狭い自分だけの枠の中だけで生きてしまい、枠外のことは否定し、常識に洗脳され、可能性をなくしてしまう。
支配する側の思い通りになってしまう。
もちろん、人間の出来る限界はある。
でも、思っている以上にできることもあるのに。
全てのことは突き詰めれば簡単なこと。
殺したらダメ。
盗んだらダメ。
騙したらダメ。
などなど。
そんな情報がわかっても実現できない世界。
ある時に、テレビで結果を出しているお医者さんが、自分が聞くともっともな事を言ってました。
でも、嫁さんは聞いてくれないと。
はいはいとしか思っていないと。
正しい情報だけでは世界は変わらない。
相手があるから。
自然の摂理があったとしても、相手があるから。
その相手がどうとるかで、正しい情報を見つけたとしても、意味のない情報に変わってしまう。
だから、一人一人がどう伝えるか。
まずは身近な人にどう伝えるか。
例えば、マルチタスクを使いこなす。
一度に複数のことをこなせるというようなことです。
自分は、3歳の子供や嫁さんには携帯を持っているだけでもダメだと言われます。
もちろん、今までの自分の振る舞いもありますが、携帯を持っているだけでダメということはマルチタスクの能力を発揮する前にダメだということです。
伝える前にダメだということ。
携帯を持ったマルチタスクは、仮にできたとしてもダメだということです。
その場合、向き合い、思いを伝え、納得してくれるまでは、近道をすればするほど泥沼です。
効率を良くしてもダメなんです。
こういう場合は無駄の方が大事になってきます。
結局、正しい情報でも、順番を間違えれば、正しい正しくないではなく、役に立たなくなってしまいます。
こういう場合、無駄をやり続けると認められてきてますが、効率良くできている人には無駄だと責められることもあるかもしれません。
結局、臨機応変になってきます。
結果を出した人は情報を操れるその場所でどう待っているか。
どこかの政治家のように、選挙の時だけいいことをいい、それが、終われば知らん顔じゃ世界は変わらない。
正しいことを押し付けても世界は変わらない。
気づいた人がみんなを待ってれるような世界。
そして、ネットの進化により、多くの人に影響を与えれるようになったが、まずは気づいた人が身近な人に伝え続けるしかない。
それを繰り返し続けるしかない。
それが、基本になってくるから。
正しい情報がわかれば大丈夫だと思っていた。
正解がわかれば全ては正しい方向に行くと思っていた。
でも、世の中はそうじゃないらしい。
当たり前といえば当たり前だが、ようやく気づいてきた世界。
治療の話に戻れば、BRMの吉田先生は他の手技を否定するようなことはしない。
あくまで提案するというような考え。
治療家ならその思いを一度は聞いてみたらと思う。
そこにはものすごい思いがつまっている。
スキンドライブの新井先生にもあくまで提案するということを教えて頂いた。
世界を変えるには無理矢理、正しい情報を与えて、やらせても変わらない。
思い込みを変えていかないと。
自分が最初、PTとして結果を出し始めた。
調べていくと、トリガーポイントというものがあるということを知った。
その時はPTでトリガーポイントなんて言ってる人はほとんどいなかった。
自分は波田野先生のブログに出会い、スゴく心が楽になりました。
思い込みの枠からでていくために。
もちろんトリガーポイントが全て正しいというわけではない。
あくまで提案。
今では違う観点でリハビリをすることも多い。
その中で相手が違う方向に行ったとしても、あくまで提案。
もちろん自分も全て正しく出来ている訳じゃない。
だからこそ、今の自分が感じる正しい方向と違う場所に行ったとしてもあくまで提案。
自分もそこから新しいものが見えてくるかもしれない。
正しいからと押し付けても変わらない。
ただ、待っているだけ。
相手がただの思い込みだと気付くまで。
先に気づいたものはあくまで提案し待っているだけ。
もちろん技術は必要だか、それをわかっていれば相手は変わる。
その思いが伝わっていれば変わる。
それがいつかはわからない。
その後の世代かもしれない。
それでも待つだけ。
自分が生きてるうちかもわからない。
相手が生きてるうちかもわからない。
でも、待つしかない。
何もしないわけじゃない。
自分にできることをしながら。
そして、いつかくるその世界を楽しみにしながら。
正しい情報で世界が完璧になるなら悟りを開いた人がいた時、世の中に情報が伝わるようになった時点でなっていってるはず。
みんな幸せになっているはず。
便利になっているのに悩みはある。
肉体的に楽な暮らしになっても悩みはある。
色んな病気が増えてくる。
幸せになっている人だけが増えるわけじゃない。
完璧はない。
でも、先に気付いた人がみんな、思いを持ち続ければ、いつかその世界は変わっていくはず。
先に気付いた人のきっかけが金でも名誉でも権力でも技術でも人柄でもなんでもいい。
先に気付いた人がズルをせず、独占せず、宗教にせず、その道を照らし続ければ、必ずみんながいろいろな道を辿りやってくるはず。
そして、気づいた人がそのスタンスで居続ければ世界は変わる。
自分が見ることはないかもしれませんが。
いつか。
そんな思いで生きていきたい。
自分はまだまだそのような事をできる立場や考えには至っていませんが、そんな今の自分でも頼りにしてくれる患者さんやスタッフ、仲間には、今の自分のできる範囲で伝え続けていければと思います。
そして、学び続けていきたいと思います。
質の良い情報、正しい情報を追い求めるだけでは変わらない。
正しい情報も、受け取る自分や相手が整っていないと活きないと感じます。
自分、相手が体感した時に道は開ける。
それは宇宙の法則というものになるのかもしれない。
今、自分はスキンドライブの新井先生に多くのことを教わっています。
治療だけではなく生き方を学ぶことができます。
スキンドライブのセミナーはこちら↓
http://skin-drive.com/seminar.html
一年くらいお手伝いはできてないですが、OPAに所属させて頂いております。
トリガーポイントなどを学ぶことができます。
OPAのセミナーはこちら↓
https://oriental-physio-academy.jimdo.com/予定セミナー/
色々な方との出会いで、今の自分がいます。
他にも、大畑先生、カイロプラクティック、トリガーポイントの大谷先生、芯伝整体の山崎さん、BRMの吉田先生、Ken Yamamoto先生、IRA、妥協なきさん、今もお世話になっている合気道の方々、自分を成長させて頂いたたくさんの先生方、関わってくださってる全ての方々、ありがとうございます。
間違っているところはたくさんありますので、これからもいろいろ指摘して下さい。
今年もよろしくお願い致します。