皆さんこんにちは。理学療法士の中北です。

最近は暑さも少しずつ落ち着き、秋らしい季節になってきましたね。

出かけやすい気温になって来たこともあり、先日嫁さんの実家の有田までバイクで行ってきました。

嫁さんの実家は山の上の方にある田舎で、車で行くと狭い道を上ったり下ったりと行くまでに疲れてしまうような場所にあります。笑

しかし、バイクで行くと周りの景色を楽しみながら行くことが出来るので、春や秋の時期になると嫁さんは子供と車で、僕は1人バイクに乗って別々で行くことがあります。

気温も和歌山市内に比べると2~3度低く、周りも緑が多く癒されます。

違う日の写真ですがタイミングによってはシカやイノシシに遭遇することもあります。

有田は観光できるところ、パン屋さんやレストランなどの食事が出来るところなどが増えてきているので、皆さんも機会があれば行ってみてください。

ここからは筋肉の話です。

秋は美味しい食べ物もたくさんあり、ついつい食べ過ぎて体重が増え、お腹が出てしまう方もいるかもしれませんね。

お腹が出ると腹筋を鍛えると効果的・・・なイメージがあるかもしれません。腹筋を鍛えることも大事だと思いますが、今回は腹筋ではなく下肢の筋肉を使ってお腹周りをスッキリさせる運動についてお話します。

その筋肉とは「腸腰筋」と呼ばれる筋肉です。

腸腰筋は腰から股関節の内側にある筋肉になります。

お腹がポッコリと出てしてしまう原因として普段の姿勢が猫背で身体が丸くなり、お腹周りの筋肉が緩むことで力が使いにくくなっていることが原因の1つとして挙げられます。

腸腰筋は股関節の屈曲させる(足を持ち上げる)際に最も重要な筋肉とされています。また、骨盤を前傾させ体幹を安定させる役割もあります。(逆に腸腰筋が硬い方は腰が反りやすくなるので、「腰痛が長引いている」「腰痛に加え、脇腹や股関節にも痛みがある」という方は腸腰筋が原因かもしれません)

その為、腸腰筋が使えるようになると猫背が改善し、姿勢が良くなることでお腹周りの筋肉が自然に使いやすくなり、お腹周りが痩せやすくなります。

また、上半身と下半身をつないでいる筋肉であるため歩き出しにも大きく関与しており、腸腰筋が低下していると少しの段差で躓いたり、転倒したりしてしまいます。そのため、介護予防や転倒防止といった目的で高齢者の腸腰筋トレーニングが注目されてもいます。

運動としては椅子に座った状態で足踏みをするだけです。(注意点としては背中が丸くならない、背中をそり過ぎない事です。)左右の足を交互に20~30回を目安に行いましょう。

お腹周りが気になる方は1度試してみてください。


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