こんにちは。リハ☆いちの機能訓練指導員の南谷です。

今回は嚥下(えんげ)『飲み込み』について少しお話しさせて頂きます。

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食べ物や唾液を飲み込む際には、頬、舌、喉などのお口の筋肉を使うことは想像しやすいですが、実は身体の筋肉も大きく関係しているのって知ってましたか?

 

食べる動作を想像してしてみてください。

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まずは目で食べ物を認識し、箸やスプーンを持ちます。次に手を伸ばして食器を掴み、食べ物を取り、口まで運びます。この時、手だけではなく、頭を支える首や肩の筋肉、腕や肩の筋肉がスムーズに協働して動くことで一連の動作が行えます。

 

さらに食べる際には姿勢も大事な要素の一つです。適切な姿勢を保つことが難しいと、誤嚥のリスクが高まります。また、万が一誤嚥してしまった場合、しっかりむせることができると、気管に入ってしまった食べ物を吐き出すことができます。この『むせる』という動作には、背筋や腹筋、そしてしっかり足を地面につけて踏ん張る足の筋力なども必要になります。全身の筋肉が、それぞれの役割を果たすことでスムーズに食べる事ができますし、また万が一の場合でも安全の確保ができます。

 

すなわち、この中でどれ一つ欠けても食べることは困難になるということです。

 

全身を使う『運動する』ということは嚥下『飲みこむ』能力を養うということです。もちろん口や首まわりの筋力アップも必須なのですが(^_^;)

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食べれるって『幸せ』だと思います。

 

そこでまた始めの体操時に嚥下体操(発声や舌の運動な)も取り込んでいこうと考えていますのでよろしくお願いします。

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