こんにちは、和歌山市にあるリハビリ特化型デイサービスリハ☆いち、柔道整復師、鍼灸師の中尾です。

10月も中頃を迎え、今年も残すところ3ヶ月を切っております。
私事ではありますが、様々な行事などに追われ、毎日が慌ただしく過ぎていく日々を送っています。
そんな中、皆様はいかがお過ごしでしょうか??

本日は、この季節にぴったりな「寒暖差疲労」についてお話ししたいと思います。
皆様は寒暖差疲労という言葉をご存知でしょうか??

10月の季節は、朝の気温が低く、日中は暖かくなり、夜は冷え込むといった気温の高低差が大きくなります。この温度差を寒暖差と言います。
この寒暖差が大きければ、大きいほど、身体に負担になってきます。
私達人間を含む恒温動物の体は生命を維持するために、外の気温が暑い時は身体の中の熱を外に出し(放熱)、寒い時には加熱・保温を行うように出来ています。
しかし、寒暖差の激しい環境においてはこの“熱を作る”と“熱を逃がす”という指示・対応の切り替えを激しく行わなくてはいけなくなり、気温が一定に保たれている場合の数倍のエネルギーを消耗すると考えられています。
この熱を作るのと熱を逃がす働きの切り替えに自律神経が関与していると考えられています。
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当然、寒暖差が大きくなれば切り替えの負担が大きくなり身体が疲弊してしまい、うまく切り替えることが出来なくなります。
その為、激しい運動をしていなくても、身体がだるい、疲労感や倦怠感があるといった状態を「寒暖差疲労」と呼びます。
このような症状が出たらまずは、自律神経の乱れを整えましょう。

不調予防としては、自律神経を整えるための生活=規則正しい生活リズムや睡眠、栄養バランスの良い食事を心がけることが基本となります。
加えて寒暖差に体温調節機能が振り回されないように、体温を維持できるように、適度な筋肉を付けるように、運動を心がけるようにしましょう。
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自律神経の乱れを整えるために、整体を受けてみるのも一つの方法です。
寒暖差疲労が強く感じた場合は、一度、スタッフにご相談下さい。

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